とても普通で平凡です。そんな愛しい日常生活を綴ります。


by soranikokoro
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堀井和子さん



料理本の域を越え、雑貨や草花と組み合わせるスタイリングと文章で

おそらくそれまでの、実用書としての料理本の読まれ方を

「読みもの」「見るもの」に変える先駆者となった堀井和子さん。



料理も写真も文章も手掛ける多才な才能を持ち

「食」の表現に飾り過ぎないシンプルな美を確立した人。



堀井さんの本の中で、私のベスト1を競うのは

今となっては幻の白馬出版の2冊の本である。

幻というのは、この出版社がすでに倒産しているから。



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「堀井和子の気ままな朝食の本」白馬出版 1988年6月30日 1刷発行 1991年12月1日 9刷発行



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「堀井和子の気ままな気ままなおかしの本」1989年11月15日 第1刷発行 1992年7月15日 第7刷発行



装丁がとても凝っている。乳白色のプラスチックのカバーつき。

本体はリングノートのようになっており、大切な写真をしまう、アルバムを思い出させる。

料理本を集めるきっかけになったのも、この本だ。



柔らかな光の中に厳選されたモノや布を置き

カッコよく堀井ワールドにしてしまう様子に

料理を始めた頃の私はシビれ、ひたすら憧れた。

言い表せない、惹きつけられる雰囲気を「センス」と呼ぶのだとドキドキした。

今、引っ張りだしてきても全く古さを感じさせない。



20年も経っているというのに。

それが凄い。
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by soranikokoro | 2012-09-16 01:17