金沢21世紀美術館 後編
2011年 08月 05日
「乙女の金沢展」と題し、金沢ゆかりのものを中心にセレクトされた雑貨が販売されており。。
後方に見えるカラフルな壁状のものも、庭に展示してあるアート作品です。
買ったものは、ぜんぜん金沢に関係のないものばかり。ハハ。またトリを買ってしまう。
ひなげしの箸置きとか、旅本とか、真ん中の黒い直方体は文章が書かれたサイコロ、など。
特別なラッピングがなくても素敵な、包装!
オレンジ色の袋の、このデザインは館内のフロアマップの見取り図そのもので
俯瞰でみると、この美術館の各展示ブースはこのような形態になっています。
「デザインは必然」
グラフィックデザイナーをしている友人が、教えてくれた言葉を思い出した・・・
テキトーに図形をあしらっているわけではないのやね。
美術館のことをもう少し。
なが~い木が横たわっています。これは何でしょう?
ベンチなのですが、座っている人がいないと、腰かけていいものか、ためらってしまいそう。
絵になるなぁ。この椅子たち。これもロビーにあり、人がいない間に必死で撮ったっ!
この椅子、背もたれがウサギの耳のよう!
別名、ラビットチェアと呼ぶ!?とか。 欲しい!!
調べてみると、この美術館を設計した男女二人組のユニット「SANAA」
妹島和世+西沢立衛 のお二人の作品のようで、入手も可能なようです。
このお二人は昨年、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞されています。
そして、小さいスペースの展示「art-ZINE」も食い入るように見てしまった。
個人で発行する小冊子のことをここではart-ZINE(ジン)と呼び
いろいろな人が作ったアート系の小冊子を何百か展示してありました。
手にとることが許されていたので
時間の許す限り、パラパラとページをめくる。めくる。
古くはミニコミ。それからリトルプレスなど
個人でつくる小冊子の呼び名はさまざまですが
表現したい欲求を持つ人にはピッタリの媒体だと思います。
1冊1冊に、作られた人の熱い思いが感じられ
どんな人が作ったんやろ~と思いめぐらせるのも、とても楽しい。
行って、帰ってくる、1日ずつの小さい夏の旅(1泊2日ともいう。笑。)
元気に帰ってきました。
ありがとう。石川。
by soranikokoro
| 2011-08-05 00:28